沖縄電気軌道(市街地路面電車)
久米(くめ)View

左奥に上山中の校舎が見える

 久米村(くにんだ)は14世紀末、琉球王朝の申貢のお礼として明国から贈られ、「三十六姓」と呼ばれる人々が、学問や技術指導のため移住してきた。三十六姓の末裔は、その後の琉球王国の歴史を通じて、進貢使、通訳(通事)等の重職につくなど、中国との外交、貿易において重責を果たし、久米村士族として独立した行政組織を持っていて、那覇の真ん中に位置しながら、那覇四町(ゆまち、西/東/若狭/泉崎)と距離を置き、那覇八校のうち那覇尋常(現上山中)、天妃など四校があった。

 
天妃小学校

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通  堂 渡 地 前 見 世 前 郵 便 局 市  場 松 田 矼 大 門 前 久  米 西 武 門 裁 判 所 若 狭 町 潟  原 兼  久 泊 高 矼 泊 前 町 崇 元 寺 女 学 校 坂  下 観 音 堂 首  里
 
(本コンテンツの画像と記述は、加田芳英著「図説 沖縄の鉄道」と、絵・松崎洋作/文・船越義彰著「おきなわの路面電車」より出展)