JR北海道“1人以下駅“(廃駅方針駅)
JR北海道、17駅の廃止打診
北海道新聞(2016/10/02)
 JR北海道が道内の市町村に対し、廃止の意向を伝えた駅が本年度中に少なくとも5路線17カ所に上ることが分かった。 JRは、1日平均乗車人数(2011~15年の調査日の平均)が1人以下の駅を中心に廃止を進めており、さらに数駅について打診しているとみられる。 経営が悪化しているJRは、路線廃止も含めた鉄道事業の抜本的な見直し作業を加速させている。来年度以降も、残る「1人以下」の駅を中心に検討する方針だ。

 北海道新聞の調べで、北星(名寄市)と稲士別(いなしべつ)(十勝管内幕別町)の2駅についてJRが廃止の意向を示していたことが判明した。 既に明らかになっている15駅と合わせて計17駅となる。いずれも無人駅。

 このうち、来年3月のダイヤ改正時に合わせて地元自治体が廃止を既に容認しているのは、蕨岱(わらびたい)と北豊津(いずれも渡島管内長万部町)、美々(千歳市)の3駅。 南美深駅(上川管内美深町)については、美深町が駅の維持管理費を負担する形で存続させる意向だ。


 本コンテンツではやがて消え行く駅を記憶に留めるため、ウィキペディアから情報を収集しネット上に公開した。

①宗谷本線  ②留萌本線  ③札沼線  ④函館本線  ⑤日高本線  ⑥根室本線  ⑦釧網本線
 
②留萌本線:深川~留萌~増毛(66.8km) 1人駅:5(深川~留萌) 廃線廃止駅:8(留萌~増毛)
留萌本線ウィキペディア    留萌本線駅一覧表
(深川~留萌間は廃線あるいはバス転換を検討中、留萌~増毛間は2016/12/5廃線)
 深川駅から留萌駅を経て増毛駅を結ぶ地方交通線で、"本線"を名乗るJR線の中では2番目に路線距離が短い。

・線路方式:単線非電化
・運行列車:定期列車は普通列車のみの運転
 全列車ワンマン運転 
 深川駅 - 留萌駅間は2 - 3時間に1本
 一部の普通列車が通過しており、
 留萌駅 - 増毛駅間は5時間以上運行間隔の開く時間帯がある
・輸送密度:500人未満/km/日(2015)

◆留萌~増毛間は2016/12/5で廃線
 深川~留萌間は廃止、またはバス転換を検討中
 (深川~留萌間は1人駅のみ掲載、留萌~増毛間は廃止のため全駅を掲載)
北一已(きたいちやん) 1人以下駅 wikipedia 深川~3.8km、単線無人駅、普通列車の一部は通過
水田の北限とされる水田地帯の真ん中、農耕地の中に農家が点在 深川-(3.8km)-北一已-(5.0km)-秩父別

真布(まっぷ) 1人以下駅 wikipedia 深川~17.8km、単線無人駅、普通列車の一部は通過
農耕地の中に位置し周囲の人家は7 - 8軒のみ 石狩沼田-(3.4km)-真布-(2.9lk)-恵比島

峠下(とうげした) 1人以下駅 wikipedia 旭川~28.3km、ホーム1面2線列車交換可能駅
駅のすぐ前まで山が迫り、農家が1軒ある以外には人気はない 恵比島-(7.8km)-峠下-(7.6km)-幌糠
幌糠(ほろぬか) 1人以下駅 wikipedia 深川~34.5km、単線無人駅、普通列車の一部は通過
留萌市内陸部の中心地、同市の農業の中心地 峠下-(6.2km)-幌糠-(5.5km)-藤山
藤山(ふじやま) 1人以下駅 wikipedia 深川~40.0km、単線無人駅、普通列車の一部は通過
地は稲作主体で畑作も多いが商店などは無い 幌糠-(5.5km)-藤山-(4.2km)-大和田
 以下(留萌~増毛間は2016/12/5にて廃線)
瀬越(せごし) 2016/12/5廃線廃止 wikipedia 深川~25.2km、有待避線無人駅、全普通列車停車
元は海水浴の臨時駅、目の前に海水浴場がある 留萌-(2.1km)-瀬越-(4.0km)-礼受
礼受(れうけ) 2016/12/5廃線廃止 wikipedia 深川~56.2km、単線無人駅、普通列車の一部は通過
小集落の漁港の海に近い小高い丘の上にあり冬季は風が強い 瀬越-(4.0km)-礼受-(1.3km)-阿分

阿分(あふん) 2016/12/5廃線廃止 wikipedia 深川~57.5km、単線無人駅、普通列車の一部は通過
小集落の漁港漁港、旧阿分小学校の校舎の真裏にある 礼受-(1.3km)-阿分-(2.7km)-信砂
信砂(のぶしゃ) 2016/12/5廃線廃止 wikipedia 深川~60.2km、単線無人駅、普通列車の一部は通過
農村の集落がある。農耕地が広がっているが、民家や商店もある 阿分-(2.7kkm)-信砂-0.80km)-舎熊
舎熊(しゃぐま) 2016/12/5廃線廃止 wikipedia 深川~61.0km、単線無人駅、普通列車が停車する
周辺に農家が点在している、劣化のため廃墟のようになっている 信砂-(0.8km)-舎熊-(1.7km)-朱文別
朱文別(しゅもんべつ) 2016/12/5廃線廃止 wikipedia 深川~62.7km、島式1面2線の列車交換可能駅
漁港の集落があり国道とバス停があるだけ 舎熊-(1.7km)-朱門月-(1.3km)-箸別
箸別(はしべつ) 2016/12/5廃線廃止 wikipedia 深川~64.0km、単線無人駅、普通列車のすべてが停車
漁港の集落があるが駅は国道から分岐した狭い道を抜けた畑の向こうにある 朱文別-(1.3km)-箸別-(2.8km)-増毛
増毛(ましけ) 016/12/5廃線廃止 wikipedia 深川~66.8km、単線無人駅、折り返し終着駅
折り返し線の南側の山手側には車庫と放置された転車台がある 箸別-(208km)-増毛