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 ガーシュインは21歳でスワニーを発表しデビューし、一躍
ブロードウェイ・ミュージカルの人気者になりつつも、クラシッ
クを志向しており、24年に26歳でラプソディ・イン・ブルーを発
表し、その後も折りにつけクラシック作品を発表している。

 28年のパリのアメリカ人、そして35年にポーギーとベスを
発表、これで後年にアメリカ音楽史上に名を残すことになっ
た。死去する2年真に発表したポーギーとベスは、自ら西欧
オペラと区別するため、フォーク・オペラと称したが、その通
り黒人による黒人街の物語である。

 これは、22年に試行した黒人演技者1人によるオペラ、ブ
ルー・マンディがベースになったもので、アメリカで発生した
民族音楽である、ブルーズ/ジャズを昇華させた意欲的な
オペラであり、真のアメリカ音楽として今日評価されている。
 このガーシュイン・ヒストリーと称する、年表風のコンテ
ンツは、ガーシュインの作品を時系列に並べてみた。青
文字の曲名はクラシック作品で、茶色はミュージカルな
どのポピュラー作品だ。

 ミュージカルのタイトルの後ろに、カッコつきで挿入歌
を記載しているが、それらは別コンテンツのガーシュイ
ン・ナンバーで採り上げた曲
である。手持ちの楽譜をD
TMソフトで、機械的にMIDI化したもので、文字通り譜
面どおりの演奏であることをお断りしておく。

 年表には比較のためライバルのホギー・カーマイケル
と、彼が付き合っていたスイングの、ビッグネームも並べ
てみた。ちなみにジャズの王様ルイ・アームストロングも
併記し、さらに日本の年号も参考のため記載した。