リスボン名物のレトロな路面電車(トラム)は、1873年に開業した馬車鉄道から、1901年に路面電車となった。 地下鉄網の発達に応じ路線の改廃が進められたが、最近になって廃線されたカルモ線の再開に向けて準備に入った。 現在の路線は4系統48km、軌間900mmの狭軌である。

 ⑱アルファンデガ~セミテリオ・アジェンダ、㉕カイス・ド・ソドレー~カンポ・オウリケ、㉘マルチン・モニス~カンポ・オウリケの3路線はレトロ・トラムで、 ⑮のフィグイラ~ベルン以遠は新型のLRTで運用している。 再開が予定されているのは、下のルートマップのグレーで表示された【A】のラインの一部らしい。 (カルモ線Aライン沿線View)
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⑱㉕ライン:アルファンデガ(R.Alfandego)~㉕カンポ・オウリケ(Campo Ourique)
東始終点のアルファンデガ付近 沿線の歴史的建造物
エストレラ大聖堂
㉕ライン西始終点カンポ・オウリケのロータリー
 
㉘ライン:マルチン・モニス(Martim Moniz)~カンポ・オウリケ(Campo Ourique)
西始終点マルチン・モニスの大ロータリー
いきなり路地裏の電車道に
軒下の洗濯物をかすめて
サン・ヴィセンデ・フォーラ修道院
リスボン大聖堂
再開準備中の【A】ラインとの交差点、ルイス・カモエンス広場ロータリー
まもなく㉕ラインと合流する、エストレラ大聖堂交差点へ
 
⑱ライン:アルファンデガ(Alfandego)~セミデリオ・アジェダ(Cemiterio de Ajudo)
⑮ライン:フィゲイラ(Figueira)~(国鉄カイス・ド・ソドレー駅前経由)~ベレン(Belm)
⑮東始終点のフィゲイラ広場前
国鉄カイス・ド・ソドレー駅前 ⑮ラインは郊外線でLRT車両が主
デ・アブリブ橋の下で⑮ラインと分岐、⑱ラインはアジェダ宮殿へ
⑱ライン西始終点のセミデリオ・アジェダのループ アジェダ宮殿の門
デ・アブリブ橋下で⑱ラインは左折、サント・アマロの車庫 ベレン宮殿
ベレン宮殿の守衛兵 ⑱西始終点ベレンの折返ループとジェロニモス修道院

●廃線のカモエンス線(冒頭マップの灰色ラインの【A】)が、再開の準備中とかで沿線View写真集を追加
●リスボンには3つのケーブルカー線があることがわかり、それらの沿線Viewコンテンツを追加
●国鉄カイス・ド・ソドレー駅前から㉘に乗ってリスボン大聖堂までストリートビュー・アニメ(スライドショー)