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 「スコット・ジョプリン●ラグタイム・ピアノ名曲集」に収録されている22曲を聴くことができる。もちろん楽譜を読み込んでDTM化したものであり、ラグタイム独特の高揚したリズムや、スイングするメロディは望めない。  曲名をクリックすると wav ファイルがダウンロードされ、パソコンにインストールされたプレイヤ・ソフトで、ラグタイムが再現されるはずだ。また、曲名にマウスを合わせると Alt で曲の解説が読める。
 

ジョプリン最初のヒット曲。低温部のアクセントに乗り、右手のきびきびしたシンコペーションが強調されている。
 メープル・リーフ・ラグ(1899)
ジョプリンのラグの中で良く惹かれる曲。曲全体が滑らかでよどみなく流れる。
 イーズィ・ウィナー(1901)
右手の大部分がダブルノートで、初めの部分のフレーズが一定せず、難しい曲だが威風堂々としている
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 アラバマからのそよかぜ(1901)
長いフレーズをレガートで、甘い愛情で歌っている。
 ユウジニア(1905)
全体的には叙情的なラグだが、最初の部分は気まぐれでユーモラス、最後は同道とした感じ。
 ピーチェリン・ラグ(1901)
ルパートを使って細やかで感情のこもったメロディー。レガートとシンコペーションのコントラストがハッキリしている。
 エンターテイナー(1902)
シンコペーションの部分と、リリカルな部分が対称的で、リズミカルなラグ。
 エリート・シンコペーション(1902)
本質的はリリカルなラグだが、最初のパートで右手が止まるのが印象的。
 ストレニュアウス・ライフ(1902)
音を駆使して深い思いを込めて描いた美しい絵画。ゆっくりとした感情がこもったラグ
 ウィーピング・ウィロウ−しだれ柳(1903)
ゆっくりとした叙情的なラグ。椰子の葉が揺れ動く酔おうな感情
パーム・リーフ・ラグ(1903)
無類のラグと名付けられ、他のラグと異なる形式が試されている
 ノンパレル(1907)
公園の滝を上下に走るあるぺじをや、オクターブで表現した描写的なラグ。
 カスケード(1904)
パート簡にムードの変化があり、コントラストのある滑らかで落ち着いたラグ
 クリサンシマム−菊(1904)
完成された美しいラグ。最初はリズムカルに、次は左手の16分音符が打ち出され、最後は快い気持ちが表現されている
 グラヂオラス(1907)
特大のダイヤか真珠? 左手パートが大切な役割を持つ、後期の典型的なラグで
 パラゴン・ラグ(1908)
連続したシンコペーションが、アクセントの楽しいラグ
 パイナップル・ラグ(1908)
スティングで使われた慰めラグ、甘い愛の感情が込められた、優しく誘い込むような曲
 ソラーズ(1909)
奇妙なシンコペーションのサブタイトルで、右手と左手のメロディーが、互いに会話の綾を織りなす
 ユーフォニック・サウンド(1909)
楽譜に Stamp と記され、靴のかかとを踏みならしてアクセントをつける、楽しいラグ
 ストップタイム・ラグ(1909)
後期の作品の特徴で、早さとアクセントを強調し、ペダルをほとんど使わない、澄んでいて冴えたタッチのラグ
 スコット・ジョプリンズ・ニュー・ラグ(1912)
ユニークな代表的な名曲。ペーソスとユーモア、低音が強調するブギウギのスタイルが楽しい
 マグネティック・ラグ(1914)
パート簡のムードの違いが、異なる音色で表されている。ジョプリンの死後に出版されたため、出版社の編曲ともいわれる
 リフレクション・ラグ(1917)
 
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