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(Navy)
 キャンプ・シールズ(Camp Shields)
 嘉手納弾薬庫地域東に隣接し、海軍活動司令部や建設大隊が駐屯、嘉手納飛行場と一体運用されている。各種修理工場や物資集積所、兵舎、住宅、福利厚生施設等が整備されている。
所在地 面積(Ku) 民間地主数 年間賃借料 従業員数 事故歴 返還計画
沖縄市 701 288 657,000,000 80 汚損/破損 なし
 ホワイトビーチ地区(Whitebeach Area)
 勝連半島先端の白砂が美しい海岸部に位置し、海軍桟橋と陸軍桟橋の2つの桟橋を有しており、第7艦隊の兵站支援港、同第76機動部隊第1水陸両用群の母港として、燃料及び物資の補給や軍需物資の積み降ろし港として使用されている。
 また、この施設は、原子力軍艦が休養、補給及び維持等を行う寄港地で、原潜が平成19年までに278回寄港し、放射能汚染等の不安を県民に与えている。さらに、佐世保基地(長崎県)への強襲揚陸艦エセックスの配備に伴い、同艦の洋上訓練等の際の兵員、装備、弾薬等の補給基地として、同艦が寄港するようになっている。
所在地 面積 民間地主数 年間賃借料 従業員数 事故歴 返還計画
勝連町/与那城町 1,568 918 951,000,000 105 なし
 天願桟橋(Tengan Pier)
 金武湾に面した最大2万トン級までの船舶が接岸できる桟橋があり、ホワイト・ビーチ地区では揚陸できない、弾薬、武器類などの危険物の揚陸施設として使用されている。また、浅橋の沖合には、陸軍貯油施設に燃料を送油するための「送油ポイント」があり、タンカーによる油類の搬入港としても使用されている。
所在地 面積 民間地主数 年間賃借料 従業員数 事故歴 返還計画
具志川市 31 9 13,000,000 - なし
 泡瀬通信施設(Awse Communication Station)
 泡瀬半島の先端部に位置し南側の泡瀬漁港に近接しており、北側には中城港湾がある。泡瀬干潟や藻場などの浅海域の広がりとしては、南西諸島でも最大級の規模を誇る。通信基地内は二つの部分に大別され、半島の先端に近い部分に高いアンテナ塔が目を引く低周波送信部があり、正門に近い内陸側に高周波送信部がある。
 この基地は第7艦隊との交信をはじめ、沖縄の米海軍の電波送信すべてに責任を負っているといわれている。また、国防通信システムに組み込まれ、米国の危機対応体制の中枢的役割を果たしている。この通信システムは核兵器支援体制の一部として機能してきたもので、今日でも24時間体制で運用されている。現在は海軍通信班(約20人)が駐留している。
所在地 面積 民間地主数 年間賃借料 従業員数 事故歴 返還計画
沖縄市 552 530 614,000,000 1 なし
 沖大東島射爆撃場(Okidaitojima Range) 
 那覇市の南東408km、南大東島の南約150kmの太平洋上にある、ハマグリ状の隆起珊瑚礁の無人島。島全体が演習場となっており、米海軍による空対地、艦対地射爆撃訓練場として使用されている。 私有地ならびに、米軍施設への無許可での立ち入りとみなされるため、同島に一般人が上陸することはできない。
  かつて大日本帝国海軍の気象台があり、1945年に空襲で焼失するまで、日本の台風観測上重要な位置を占めていた。 現在でも一貫してラサ工業の私有地である。
所在地 面積 民間地主数 年間賃借料 従業員数 事故歴 返還計画
北大東村 1,147 1 公開せず - なし
 黄尾嶼射爆撃場(Kobisho Range)
 八重山群島の北北西約150qに点在する、尖閣諸島に属する久場島という無人島で、島全体が演習場となっている。米海軍による空対地射爆撃訓練に使用されていたが、1978年以降に訓練は行われていない。
所在地 面積 民間地主数 年間賃借料 従業員数 事故歴 返還計画
石垣市 874 1 公開せず - 不明
 赤尾嶼射爆撃場(Sekibisho Range)
 黄尾嶼射爆撃場と同様、八重山群島の北北西約150qに点在する、尖閣諸島に属する大正島という無人島にあり、島全体が演習場となっている。米海軍による空対地、艦対地射爆撃訓練場として使用されていたが1978年以降に訓練は行われていない。
所在地 面積 民間地主数 年間賃借料 従業員数 事故歴 返還計画
石垣市 41 国有地 - - - なし