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![]() ↑キング・オリバーのクレオール・ジャズバンド 後ろに2番ペットのサッチモが映っている! このコンテンツは "Yellow Dog Blues"を作成中に、 発見した「ものすごい」サイトをベースに作成した。 ![]() |
昭和38(1963)年に来日したジョージ・ルイスも、同世代の黒人クラリネット奏者で、 同行したトランペットのパンチ・ミラーが、生まれ育った南部のことをこう語っている。 俺が生まれたプランテーションはニュオリンズの近くで、ミシシッピ河が何度も氾濫したデルタ地帯だ。そのあたりはサトウキビや綿花の畑が見渡す限り広がってタネェ。 黒人奴隷が住む小屋、お粗末で小さな雑貨屋、サトウキビ加工工場、 製品積み出しの鉄道線路、そしてそれらの大農場を支配する白人の豪邸。 それがプランテーションなんだ。 来る日も来る日も、自分の背より高いサトウキビを刈って、 馬車に積み込んで工場に持っていく。そんなプランテーションが嫌いでさァ、 ♪オレぁここからぁ〜、おんでるだぁ〜 ってブルーズをいつも歌ってたよゥ。 |
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最初にジャズを演奏したのは、ニューオリンズのアフリカン・アメリカンと、クレオール(フラン
スと黒人の混血)のミュージシャンたちであった。 ジャズはラグタイム、マーチ、ブルーズなどを 統合して1895年ごろに始まった。 初期のジャズマンとしてコルネットの、バディー・ ボールデンが、それらを統合して演奏した最初の人物である。そのほかフレディー・ケパード、バンク・ジョンソン、クラーレンス・ウィリアムスがあげられる。 次いでジョー・キング・オリバー、キッド・オリー、ジェリー・ロール・モートン、そしてルイ・サッ チモ・アームストロングがジャズの基盤を確立 させた。 以上は" A Histry of Jazz before 1930"のTheRed Hot Jazz Archiveの トップページより抜粋した。 |
![]() ↑初代ジャズ王、バディー・ボールデン 史上初のジャズ録音は1917年で、ニューオ リンズの黒人バンドでなく、白人バンド”ODJB" であった。従ってそれ以前の演奏は残ってい ない。それはどんな演奏だったのか? 後年、あるミュージシャンが当時の演奏はこうだったと、バディー・ボールデン・ブルー ズを演奏した録音が残されている。(I Thought I Heard Buddy Bolden Say) |
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初代のジャズ王はバディー・ボールデン、そ して真のジャズの王様はもちろんルイ・アームストロングだ。前にも書いたがW.C.ハンディーは、ブルーズの王様とか言われているがそうではない。 自からジャズの創始者と名乗ったのは、ジェ リー・ロール・モートンで、ダウンビート誌に投書し名乗っている。投書にはハンディーはブルーズの王様でなく、自分こそが王様であり、彼より先にブルーズやジャズの作曲や演奏をしていたと主張している。 |
バディー・ボールデン・ブルーズは、ラグタイム曲からメロディーを借りた、「ファンキー・
バッド」なブルーズで、1905年頃に流行したス タンダード曲。 この曲を聴くことにより、ジャズ創世記の演奏スタイルを知ることができる。 (The Red Hot Jazz Archiveの膨大な、録音コ レクションより) これらの貴重な録音を聴くにはReal Playerが必要です。 無料でダウンロードすることができます。) |
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創世記のジャズメンたち |
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今日、ジャズは大別して「ニューオリンズ・ジャズ」、「スイング・ジャズ」、そして「モダーン・ジャ
ズ」と、歴史の流れ上の演奏スタイルから分類さ れている。「ディキシーランド・ジャズ」は白人側からみたニューオリンズ・ジャズのことだ。 演奏スタイルに差はあれ、ジャズに共通する要素はブルーノート(ブルーズ)とアフタービート(スイング)だ。ブルーノートは長音階の3と7度 が半音低い黒人特有の音階で、それがすな わちブルーズである。アフタービートは1小節の弱拍を強調する、いわゆるシンコペーションで、それが浮き立つようなスイング感をを生み出す。 ジャズ誕生以前から黒人の間で歌われていたブルーズに、西洋音楽形式のケークウォークをおもしろおかしく演奏したラグタイムが、融合し初期のジャズになったという次第。 |
上記の創世記ジャズメン達は、年代を追って演奏スタイルを洗練させていった。初代
ジャズ王のバディー・ボールデン、2代目のバンク・ジョンソンは残念ながらレコーディ
ングが残されていない。 白人バンドのODJBが世界最初にジャズをレコーディ ングしたが、黒人ジャズメンのレコーディングは1922のキッド・オリーまで待たなければならない。 本流のジャズではないがマミー・スミス (1883)というポピュラー・ブルーズ歌手が、 You Can't Keep a Good Mon Down (1920/1/10,NY)を残している。おそらくバックのピアノはクラーレンス・ウイリアムスと思われ、もしそうなら、これが黒人最初の ジャズ・レコーディングではないか? |
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ジァズ史上で最も偉大なミュージシャンは、ルイ・アームストロングであることは定説だ。1920年にキング・オリバーにシカゴの呼び寄せられ
て後、25年に独立したホット・ファイブの演奏は、 史上に燦然と輝く名演である。 キング・オリバーのバンドにいたリル・ハーディンに、楽譜と音楽を教えられ結婚。彼女に勧められ24年にNYのフレッチャー・ヘンダーソンのバンドに入った折、ブルーズの女王ベッシー・スミスとの競演、 St. Louis Bluesも名演として知られる。 独立し25年に結成したHot Fiveには、リル・アームストロング(Pf)のほか、ジョニー・ドッズ(Cl)、キッド・オリー(Tb)、ジョニー・シンクレア(Gt)などの、錚々たるメンバーが揃った。 名演を数曲リンクしたので、ぜひお聴きあれ。 My Heart *Hot5/7 録音順全曲リスト Heebie Jeebies Savoy Blues Basin Street Blues |
Dixielandというバンド名のとおり、白人たちが黒人のニューオリンズ・ジャズをまねて演奏したバンドで、ミンストレルショーなどで白人が黒人に扮して歌い踊ったように、多分にショーアップしたバンドだ。 ODJBがジャズを最初に録音したのは、1917年ニューヨークでのこと。 Livery Stable Blues を聴くと演奏そのものは、当時の黒人によるニューオリンズ・ジャズそのものだ。 サッチモが24年に入ったフレッチャー・ヘンダーソンのバンドは、サッチモの加入によ って本格的なジャズバンドとなる。ヘンダーソンは後にベニー・グッドマンと組んで編曲を担当し、スイングジャズの確立に貢献した。 スイング・ジャズではデューク・エリントン(1899)が有名だが、サッチモのホットファイブと同じ頃のレコーディングは、ニューオリ ンズ・スタイルではあるが、すでに新しいサ ンドの萌芽が聴き取れて興味深い。 Immigration Blues (1926,NY) |
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(2007/9/17) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
このコンテンツをここまで作った後、『 日本ルイアームストロング協会』を見つけた。ご夫婦してニューオリンズに5年も留学?した、ディキシーキングスの外山喜雄さんが設立された。 このコンテンツも外山さんの著書「聖者が街にやってくる」を参考にさせてもらっている。 協会のサイトにサッチモ関連エッセイとして、特別講座 「 ルイ・アームストロングのトランペット奏法」を見つけた。 私ごときアマチュアが蘊蓄するより、プロの特別講座をお読みいただく方がよほどいいと思います。 |
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このすごいサイトはScott Alexanderという人が作ったWebで、
1000に近いバンドと、200人もの
ミュージシャン(1895-1930)が掲載されている。 各バンドのページには収集された録音のディスコグラフィーが網羅されている。 |
ミュージシャンは出生地と生年、没年がリストされ、各ミュージシャンのページには解説と、収集されたソロとバンドの曲が収録されている。なんともすごい膨大で貴重なデータで、すべての曲を聴く時間は・・・ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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