「テムズ川」は南イングランドを流れる川でロンドンを海とつないでいる。 テムズ川は346kmの長さで上流からオックスフォード市・イートン・ウィンザー、そしてロンドンの順に流れていく。 ロンドン市内よりさらに上流の河口から90kmの距離まで、北海の潮汐の影響を受け市内では、水は海水と混ざり少し黒い色をしている。

 17世紀から18世紀の小氷期のころ、冬になるとテムズ川は頻繁に凍結し、凍りついた川の上にアイススケート上が作られた。 18世紀にロンドンがイギリス帝国の貿易の中心となり、テムズ川は世界で最も交通量の多い河川になった。
 この頃のテムズ川は工場からの排水や屎尿が、垂れ流しになっており酷く汚染されていた。19世紀の後半から20世紀の中頃まで、無数の清掃プロジェクトが実施され川には生命が戻ってきた。 現在では世界の都市を流れる河川の中で最もきれいな川の1つである。

 ロンドンの旧市街流域には世界遺産を含む数々の名所旧跡があり、タワーブリッジ北岸のロンドン塔や、ウェストミンスター橋のビッグベンウェストミンスター宮殿寺院などが、 船上から見ることができる。
 
【経路】タワー・ブリッジ~ロンドン・ブリッジ~ウェストミンスター・ブリッジ

 アニメのようにに見える画像はGoogleMapsのStreetView画像を、GooglePicasaに登録したアルバムのスライドショーである。  本 "St.View-ani" シリーズでは、平均1km区間・100枚以内の画像を連続させ、アニメーションに見えるように構成している。
 
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