トリノの路面電車は20余種類もの古典車両を持っているが、ツーリストのサークルには1960年代の車両を運行している

より大きな地図で Torino Tram を表示
 トリノの路面電車は1871年の馬車鉄道から、1893年に電化され現在に至っている。市の中心街を循環するサークルに接して、東西南北の郊外に放射状の近距離路線がある。 現在は10路線を運行しており、あわせて220km/550停留所と、イタリア最大のネットワークを誇っている。  車庫には復元された古い車両が多く、トラム・フェスティバルで運行されているが、普段は観光客向けのサーキュラー・ツーリスト・ラインでは、2連3台車の2800形を使用している。 中心街循環ルートは内(赤線)外(紫線)の複合円形で、7kmを時計回りに運行している。
旧市街のヌォーバ門から王宮まで北上するストリートビュー・アニメ(スライドショー)
   
以下の写真はクリックすると、新しいウィンドが開き拡大表示されます
それではサーキュラー・ツーリストのルートを、トリノ王宮ドォーモ前から内サークル、そして外サークルで追っかけよう
トリノ王宮
王宮/ドォーモ/王立図書館通りを抜けると、王宮東側のレアーレ王宮庭園にさしかかる
王宮庭園のカーブに2連接3台車(連結部に台車がある)が、より旧い車両を連接改装したもの
王宮公園を廻り込むと優雅な歩道橋をくぐり、こんどは建物下の回廊が迫ってきた
建物回廊をくぐるとアマーダ宮がある、カスッテロ広場に飛び出した(ここがCAPといいサークルの起点)
CAP停留所を越すと市街地に出る、市内随一の繁華街を通り、電車の幅いっぱいの狭いい路地も通過する
内循環ルート(地図の赤線)から、外循環(紫線)へ周ろう
観光ツーリストの循環サークルから、東の川を渡るとグラン・マードレ・ディ・ディオ広場、ここはルート13の起点ループ
大聖堂を起点のループに利用している