アメリカ南東端のフロリダ半島、南北に長い半島の中間西海岸にタンパは位置する。 南端のマイアミと同じく温暖で避暑客が多い。かってはフロリダ一の路面電車網を持っていたが、ご多分に漏れず1946年に全廃された。 昔の路電を懐かしむ人々が、郊外の住宅地の庭先でで、アパートとして使われていた電車を発見し、ボランティア組織を立ち上げ取得した。

 かくて、タンパ・イーボー市路電協は、かってタンパを走っていた163号車を復元し、トロリー線も復旧させ2002年に遺産線として復活した。 現在、1路線8車両(内2台は復元、他はレプリカ)で13.7kmを運行し、年間26万人を乗せている。

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復元フェーズ 1 の南西端、Southern Transportation Plazから、北東端のCentennial ParkまでのView映像を羅列

Southern Transportation Plaza

The Florida Aquqrium
ナンと単線のAMTRACKを、単線の路面電車が平面交差、遮断器も信号もなし!
大陸間レベルのAMTRACKと地方都市の小さな路電が、軌間1,450mmで同じ広軌

York StreetのPort Authorityを過ぎると左手に車庫

車庫のことをBarn(納屋)、US以外ではDepoと呼ぶ
Cadrecha Plazaから右折し東の終点に向かう

北東端の終点、Centennial Park
タンパでは昔の同市を走っていた、 Birny車を2両復元した
なお、遺産路面電車によく登場するビンテージ車両は、主として Peter Witt車とPPC車がある;
Peter Witt路面電車      ・ PPC路面電車