スイス・アルプス:世界最標高の路面電車


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 マッターホルンへの登山基地であるツェルマットまで、氷河急行がレーティッシュ鉄道と、マッターホルン・ゴッタルト鉄道を経て到着する。

 ツェルマットからゴルナーグラート(ラック)鉄道が登っている。途中のリッフェルアルプ駅からマッターホルンが遠望できる高台にある、五つ星ホテル2222mまでバッテリー駆動の路面電車が走っている。

 ラック鉄道駅が技術的な問題でホテルより離れた場所に作られため、その間の約700mの山道にトラムが施設された。冬季はトラムの運行を休止しスノーモービルが運行されている。
(以下の画像はすべてリッフェルアルプ・ホテルのウェbサイトより借用)

 リッフェルアルプのトラムは5つ星ホテル「リッフェルアルプリゾート」への、宿泊客や観光局とホテルの商品や荷物の輸送するために、2両乗客用車両とトレーラーを運行させている。

・乗客用車両:長さ4.76m・幅1.70m・重さ2.3トン
・営業速度:8km/h
・運賃:1.00スイスフラン

 ・軌間:800mm
 ・全線路長:675.31m
 ・営業線長:675.31m
 ・分岐ポイント:2ヶ所(終端ループ/ホテル車庫)
 ・充電車庫:2ヶ所(ラック駅/ホテル)
 ・バッテリー:80V/320A
 ・最高速度:10mk/h