オーストラリアの南東端に位置するメルボルンでは、世界一のトラム・ネットワークを成功させている。 30路線で延250kmに1763停留所を設置し、487両のLRT車両と路面電車を運行させている。 メルボルンでも他の都市と同様に1884年の馬車鉄道からはじまり、1889年に最初の電動車両が導入され、以後さまざなな曲折を経て現在に至っている。

 路線は市内中心部の碁盤目街路と、郊外へ放射状に伸びる通勤路線があり、とくに国や州の後援で1994年からはじまった、 無料の「シティ・サークル」観光路線/車両が、市街地を循環しており好評を博し、年間600万人もの観光客が利用している。
 
 シティ・サークルは鍋の取っ手のビクトリア港からスタート、時計/反時計回りで48分、12分間隔で運行されている。  用いられている車両は1923年から製造された、かっての主力車両W7型を、標準色の緑から栗色に塗り替えている。
シティ・サークルのルートマップ、それでは北西のフライパンの取っ手、ハーバーシティから時計回りで出発!
サークル下辺中右寄りのフリンダース駅から右上のメルボルン大聖堂までのストリートビュー・アニメ
   
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シティ・サークル用の茶系統に塗色されたW7型
サークルの左上から、1周を終えて帰ってきた 緑の塗色が標準の営業車
サークル上辺中程の、フラッグスタッフ公園前の営業車
サークル上辺右寄りにある、州立図書館
サークル右上角の東にある、メルボルン大聖堂
サークル右下角のシティ・サークル車、後ろの木々はトレジュアリー公園
サークル下辺中右寄りのセント・ポール大聖堂は、フリンダース駅の斜め前
サークル下辺中右寄りにある、交通の要所フリンダース駅
サークル左辺のハーバー沿いを行くシティ・サークル車
サークル内外の名所案内
サークル右上角の北側にある、王立博物館(オーストラリアには国王がいないので、英国が設立した?)
サークル内の中央に位置する、ビクトリア州議事堂