熊本市電は大正13年開業で一時は全線廃止の危機もあったが、西欧の技術を取り入れた低床化により再評価され、わが国で最も路面電車が健闘している都市のひとつである。

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 熊本市は熊本城の城下町として栄え、市の中心街は城の南から通町筋~白川西岸にかけてである。 JR鹿児島本線と九州新幹線の熊本駅は市の南西部に位置し、また豊肥線(阿蘇高原線)は市の東北・東・南を迂回している。

 したがって市内の中心街を南西のJR駅から、南東の肥薩線水前寺を結び、熊本城から通町筋の繁華街を横断する市電は、 沿線の数多くの医療・教育機関をカバーし、熊本市民の貴重な交通機関として親しまれている。
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それではJR熊本駅から路面電車に乗って、熊本城や水前寺公園へ行ってみよう
JR熊本駅でA系統線に乗る 停留所は大きな楕円ルーフの下 右の電車は9200型
2駅目の呉服町 電車は1060型か 白川の堤防前の河原町 電車は8200型
慶徳校前には旧い町家が残っている 辛島町 ここからA/B系統共用線路
花畑町の8500型 市役所前の1090型
熊本城(市役所前)の平御櫓と重文の長塀 電車は1200型とおもわれる
1957年製の1900型 熊本城・市役所前を右折すると通町筋
市内随一の繁華街通町筋からは熊本城が望める
通町筋のラッピング電車 下品なラッピングより標準塗色がよい
水道町の1090型 九品寺の1200型
交通局手前で色違いのラッピング電車 交通局電停の1350型ラッピング電車
味噌天神の9700型低床電車 味噌天神~新水前寺の1200型
国府の1090型 水前寺公園は電停の左(北)方向
熊本城