より大きな地図で Tram:香港 を表示
 香港の路面電車は世界で唯一の全車両が2階建てで有名だ。ほかに2階建て電車は香港から贈呈された英ブラックプールにしかない。

 1904年に租借している英国の手で敷設がはじまり、1912年に2階建て(オープントップWデッキ)が導入され、1941年に全車が2階建てになった。 路線は香港島の北岸を東西30kmで結び、途中でハッピーバレーを単線で迂回するルートを持つ。

 このコンテンツではラッピング車両展とでもいえるほど、数多くの車両写真が得られたので、右に地図に触られた代表的な地点 Iヶ所の写真を選び掲載した。

@ケネディー街(Kennedy Town)始点

Aホワイティ通リ車庫から本線に合流する

Bウエスタン市場(上環)ループ線の電車

C銀行街(中環)からピークトラム(ケーブルカー)を望む

D飲食店が集中するスワトー通り(修頓)

Eハッピーバレーへ単線環状分岐する

Fコースウェイ港停留所ではループ線で折返しができる

Gノースポイントは狭い市場通りを単線が一方通行ですり抜ける

Hコーンヒルあたりから落ち着いた住宅街になる

Iシャウケイワン東始点は狭い商店街

 観光客を意識して数珠つなぎに団子運転をしている。 したがってイヤというほど電車の写真が得られたが、そのすべての電車がラッピング車両で、まさに「ラッピング・アート展」状態だ。

 70余枚もの電車写真をとても紹介できないし、また幸いにして香港は日本から近く気軽に観光で訪れることができる。 したがって右記にアルバムをリンクしたので参照されたい。