広島市の路面電車「広電」は、1912年に開業した広島電軌が運営し、日本最大規模の路線網をもつ。 市内の道路併用軌道線19kmと、日本三景の宮島を結ぶ専用軌道鉄道16.1kmとがあり、市内本線(JR広島~西広島)と宮島線は相互直通運転をしている。
 路面電車である市内軌道線は、7系統62停留所を結び年間3,800万人、宮島線は21停留所で1,700万人を運ぶ。 1922年に開通した宮島線は、1962年に駅のホームを低床化し、市内本線の広島~西広島~宮島口の、連接車両による直通運転が実現した。

 1945/8/6の被曝により市内路線や車両、施設が大きな被害を被ったが、早くも3日後には一部区間で運転を再開されたという。


より大きな地図で 路電:広島 を表示
 
以下の写真はクリックすると、新しいウィンドが開き拡大表示されます
 
本線(JR広島~西広島)を 【原爆】ドーム前までたどる
広島駅前 本線~宮島線直通は低床LRT連接車、他市内線は単車の従来型路面電車
猿猴橋停留所あたりで新旧の連接編成がすれ違った
猿猴川を渡った的場町で宇品線が分岐する 銀山町あたりの従来型連接車
本線の八丁堀電停 分岐する白鳥線の八丁堀
紙屋町電停 紙屋町電停から北へ2ブロック500mに広島城跡
ドーム前電停に到着 彼方に原爆ドームが見える

被爆し放置された電車
いま復元され被爆日に走っているという→