路面電車が走る街という資料で、ベルギーの「アントウェルペン」をグーグルマップで訪ねたら、英語読みで『アントワープ』のことだった。
 アントワープの路面電車はフランダースの犬で知られる、フランダース行政府の公共交通機関、De Lijn(The Line)が運営している。
 1873年の馬車鉄道にはじまり1902年に電化され、現在では市の中心部と郊外を12系統・57kmで運行されている。軌間は1000mmで中心部では単車が多い。
 とくに中心部の狭い道路にも線路が敷かれ、歩行者と自動車が併用で利用していて、平均速度は20km未満である。

↓市の内周と外周を要塞が取り囲んでいるのが印象的だ。

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アントワープの路面沿線ストリートビュー・アニメ(スライドショー)
 
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(以下のストリートビュー写真は、市内中心部の狭い道路に限定している)

アスリッド・セントラル電停ループ前の王立芸術学校

電停ループの反対側にチャイナタウンがある
⑪系統はセントラル電停から南西に、芸術学校裏の動物園東のオンメガンク通りを走る
⑪系統のダガーアート広場 ⑪系統のドラーイ通り
⑩系統は道が狭いので単線の時計まわり一方通行、コルテ・クーポールト通りのジャパン・センター前
⑩系統はウォルスラート通りの狭い道を、歩行者や自動車を避けながら、ゆっくりと進んでいく
東の郊外からセントラル駅を経由し、西の川沿いを南下する④系統
⑦系統のハイデフェッター通り
⑧系統は De Lijn の系統図に見当たらないが?
東郊外の④系統はやゝローカルな新商店街を貫いている
④系統の東終点ターミナルはループになっている