サン=テティエンヌはフランスの中東部 ローヌ=アルプ州(州都リンツ)ロワール県の県庁。周辺部を併せて約40万人の工業都市。 中世からの古い街でフランス初の鉄道(石炭輸送)が敷かれた。路面電車は1881年に開業し、他の都市のほとんどが路面電車を廃止したが、 最後まで残存させて1991年にLRT(ライトレール:トラム)に移行。狭小な旧市街地を貫くため、元の路面電車の1mの軌間をそのまま採用し車体幅も2.1mと狭い。

 路線は市を南北に貫通するT1線と、後にTVG(フランス国鉄)駅に連結するT2/3線が開通、合計11.7kmに37の停留所と5つの始終点を、2連接のトラム35編成で運用している。 おもしろいのは5つの始終点すべてがループになっていて、これは電車が片方にしか運転台がなく、さらに乗降扉も進行方向の右側にしかないからだ。 電車は保存されているかってのPPC電車の面影を残している。

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やゝ広めの道路は複線だが車道を圧迫 やゝ狭い商店街は単線、片方は1ブロック彼方
T1南北線とT2/T3TVG線との交差点はププル広場という
TVG(フランス国鉄)シャトー・クルー駅前、トラムは左の白い丸いドームで方向転換をする
セントチャールス大聖堂
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路面電車:サン=テティエンヌ
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