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ワルヘラン半島はオランダの南西部にあり、ベルギーの国境に近く北海に面している。今では半島の突端部であるが元は島であった。島と半島の間の海峡は洪水調節のダムや干拓により陸続きになった。元の島はおおむね菱形の形をしていて、
北海に面している両側は砂丘で、 残りの海岸線は干拓堤防でできている。
州都のミデルブルクは島の中心に位置していて、中央の城塞都市であり、北西と南東の海岸に城と砦がある。ミデルブルグに隣接する港湾都市であるフリシンゲンを通じ、貿易都市として西インド会社の本拠地であった。ミデルブルグは第2次大戦で破壊されたが、戦後間もなく復元され中心部の星稜型城壁の堀が残されている。
元オランダ国鉄NSの路線がハーグ〜ロッテルダムを経由しフリシンゲンに延びている。半島の付け根部でベルギーのアントワープに通じる運河を渡り、さらにホラント運河を超え干拓で埋め立てられた元フェールセ海峡を通り、ミデルブルグとフリシンゲンに至る。 |
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半島付け根部〜(旧ワルヘラン島)ミデルブルグ/フリシンゲン |
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東側のスヘルデ運河と並行するパトセスパイ運河 |
ロッテルダム〜アントワープ間のスヘルデライン運河 |
1 リーランド(半島最初の駅、人口3千人) |
リーランドは地図に駅マークがない |
2 クラッベンディケ、人口4千人 |
北の海岸に砲台跡が残されている |
3 クライニンゲン、人口4千人 |
北隣りのイアーセーケは7千人の漁港 |
ホラント運河を渡る鉄道橋 |
半島北側のホランス川と南のスヘルデ川を結ぶ |
4 カッペレ、人口13千人 |
蘭語カッペルはチャペルで街の中心に教会がある |
5 フス(Goes)、人口37千人 |
旧市街は星稜型の堀で囲まれている |
このあたりがかっては海峡であった |
洪水ダムで閉じられ干拓された |
6 アルネマイデン、人口5千人 |
7 のミデルブルグ市内東部になる |
7 ミデルブルグ、人口47千人 |
ゼーラント州都、ミドル(中央)の城(ブルグ) |
見事な星稜型堀の内側に旧市街の内堀がある |
旧市街中央の教会の塔、ロングジョンアビータワー |
旧市街側から運河越しに駅舎を見る |
旧市街中心のマルクト広場に市役所 |
8 フリシンゲン・サウブルグ |
9のフリシンゲン(港)市内のベッドタウン |
9 フリシンゲン、人口44千人 |
7のミデルブルグの港湾として発達した |
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旧ワルヘラン島の名所旧跡を巡る |
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島東部の旧海峡を守った要塞 |
島南端を守った旧要塞(再建中) |
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島西端で北海を照らす灯台 |
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