rhdr-title1.jpg  ロムニー・ハイス&ディムチャーチ鉄道(Romney Hythe and Dymchurch Railway:RHDR)はイギリス南東部のドーバー海峡に面し、ロンドンの南東約10km、ドーバーの南西約2kmに位置している。北端のハイス駅から本社/車庫のあるニュー・ロムニーを経て、南端はダンジェネス岬の灯台に至る。

 RHDRは15インチ(381mm)ゲージの軽鉄道で、全長23kmの路線を運行している、「本格的な公共輸送を行う、正式営業の実用鉄道」としては事実上世界で最も狭い軌間を使用している。15インチ鉄道の中では英国において最長の路線である。

 1920年代に建設され1927年7月16日に開業した。観光客だけではなく子供達の通学にも利用されている。動力車として10台の機関車が運行されている。それらは開業時の1925年製から、1937年にドイツで製造されたNo.11のブラックプリンス号が就役した。ジーゼル機関車もあるが蒸気機関車のリストを参照されたい。
ハイス〜ニューロムニー〜ダンジェネス(バルーンループ)まで
画像の全てはクッリクで新ウィンドウに拡大表示が可能
rhdr-01.jpg
1 ハイス駅 右は直営のレストラン
rhdr-routemap.jpg
rhdr-01b.jpg
構内の機関車 レール幅は38cm
rhdr-00.jpg
上の3号機関車(1926年製)
rhdr-01-02a.jpg
Botolpf's Bridge Level踏切
rhdr-01-02b.jpg
Burmarsh's Road踏切
 1927年開通の当初はハイス〜ディムチャーチ間だったが、1928年にダンジェネスまで延伸し、その駅は機関車の方向転換を必要としないバルーン・ループ」に位置している。

 RHDR鉄道は軽鉄道だが動作速度40km/hを維持し、単なる観光鉄道だけでなく、沿線の通学や通勤にも利用されており、毎年150,000人以上の乗客を運んでいる。

 運営はRHDR鉄道協会の常勤スタッフが担っており、この組織は1967年にサポーターズ協会として設立され、鉄道の継続と改装に大きく貢献してきた。 これは現在、鉄道最大の単一株主であり、そのメンバーは運営および維持管理の両面において、自主的な 労働力の重要な人材を提供している。 2015年12月31日の会員数は3,355人。
rhdr-02.jpg
2 Burmarshu Road駅 限定列車のみ停車
rhdr-02-03a.jpg
イースト・ブリッジ・ロード踏切
rhdr-03.jpg
3 ディムチャーチ駅
rhdr-03-04a.jpg
セント・マリーズ・ロード踏切
rhdr-04.jpg
4 セント・マリーズ・ベイ駅
rhdr-05.jpg
5 ニュー・ロムニー駅
rhdr-05b.jpg
ニュー・ロムニー駅の信号所
rhdr-05c.jpg
ニュー・ロムニー駅に到着した3号機関車
rhdr-05d.jpg
ニュー・ロムニー駅構内の車庫
rhdr-05.-06a.jpg
ボールドウィン・ロード踏切
rhdr-05.-06b.jpg
シービュー・ロード踏切
rhdr-06.jpg
6 ロムニー・サンズ駅
rhdr-06-07a.jpg
ハル・ロード踏切
rhdr-06-07b.jpg
テーラー・ロード踏切
rhdr-06-07c.jpg
ウイリアムソン・ロード踏切
rhdr-06-07d.jpg
バッテリー・ロード踏切
rhdr-06-07e.jpg
ブリタニアン・ポインツで対向列車待ち
rhdr-06-07f.jpg
バルーン・ループ分岐で列車がすれ違う
rhdr-07.jpg
7 ダンジェネス駅
rhdr-07a.jpg
ダンジェネス駅遠望
rhdr-07f.jpg
ダンジェネス駅の5号機関車
rhdr-07e.jpg
ダンジェネス駅の3号機関車
rhdr-07h.jpg
バルーン・ループを周る列車 駅は右下
rhdr-07g.jpg
バルーン・ループを周る列車 駅は左下
rhdr-07c.jpg
海岸線の後退で廃止された旧灯台
rhdr-07d.jpg
海岸よりに新設された新灯台
【お断り】このコンテンツはI.E.11向けに作成され、Google Chromeなどではレイアウトが乱れます