qb-title.jpg  キブロン(Quiberon)は、フランスの中西部、ブルターニュ地方キブロン半島の南端にあり夏季は海辺のリゾート地として賑わう、伝統的なイワシ漁の町である。キブロンは11世紀まで島であったが時間と、そして森林伐採によって、砂がキブロン湾に向かってせり出していき、ブルターニュ本土とキブロン島との間に陸繋島をつくった。

 キブロンはイワシ漁と、国内でのイワシ缶詰製造の主要港となった。フィニステール県中から多くの家族が、5月から10月までの漁期にキブロンへ移り住んだ。男たちが漁に出る時、女たちは缶詰工場で働いていた。

 オーレーとキブロン間に鉄道が敷かれたのは1882年だった。これを機会にキブロン住民の生活は劇的に変化した。それまでの伝統的な漁業、缶詰製造、海藻利用が観光業に取って代わった。
オーレー(SBB駅)〜キブロンへ
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1 オーレー TGV(左)停車駅、人口13,400人
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2 ベルツ-プルメル
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3 プルーアルネル-カルナック
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4 レサーブルブラン
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5 Penthievre
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6 I'Sthme(地峡)陸繋島の最狭(50m)砂州部
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砂丘上のPenthievvre要塞
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太平洋の壁、仏陸軍の訓練に使われている
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7 Kerhostin
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8 サンピエールキブロン
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9 キブロン 人口5,000人
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この路線は夏だけ運行され、秋冬春はバスになる
qb-09c.jpg ノートルダム・ド・ロク・マリア教会 qb-09d.jpg 夏だけ賑わうキブロンのビーチ
qb-09e.jpg テュルポー城 個人所有で非公開 qb-09f.jpg
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