都市の城壁・城郭シリーズ
世界の路面電車「線路地図」作成から派生したコンテンツ
リンツ(オーストリア)
(Wiki)
 リンツ(Linz、Linz an der Donau)は、オーストリア中北部の都市。オーバーエスターライヒ州の州都。ドナウ川沿いに位置する商工業都市、人口は約19万人でウィーン、グラーツに続くオーストリア第3の都市である。

歴史
 古代ローマ帝国によって設けられた砦がリンツの起源である。8世紀末にLinzeという名称が史料に現れる。13世紀に都市特権を得た。15世紀には神聖ローマ皇帝の居城がおかれた。18世紀後半に司教座がおかれ、学問・芸術の中心地として発展していった。
 第二次世界大戦中のナチス統治時代には、ヒトラーの故郷に近かったことから、ヒトラーは大戦勝利後にリンツの街を、都市改造する計画を建ていたという。大戦後はウィーンとドイツのミュンヘンをつなぐ結節点として、工業が飛躍的に発展を遂げる。







 リンツ城はかつてのローマ帝国の砦で779年の資料に残る。1477年に城は中庭を備えた強力な4階建ての宮殿に変換された。ナポレオン戦争の間には城は病院として使われ、1811年には兵士の兵舎として、さらに1851年から1945年までは刑務所として使われた。
 第二次世界大戦後の1953年から1963年の間に、増築と修復で州立博物館として公開された。また、南西郊外の離宮?っっx城は武器博物館である。




        武器コレクション博物館のエーベルスブルグ城