都市の城壁・城郭シリーズ
世界の路面電車「線路地図」作成から派生したコンテンツ
ブダペスト(ハンガリー)
(Wiki)
 ブダペスト(Budapest)はハンガリーの首都であり、同国最大の都市である。1873年に西岸のブダとオーブダ、東岸のペストが合併してブダペストとなった。
ドナウ川河畔に位置し市域面積は525km2で、人口は174万人。

歴史
 ブダペストは古代ローマ時代にはじまり、最初の集落は1241~42年のモンゴルの襲来 略奪された。15世紀に町が再建されネサンス期の文化の中心となった。続いてオスマン帝国による150年間の支配が続き、18~19世紀に新しい時代に入ると町は発展し繁栄する。
 第一次世界大戦後の1920年にハンガリーは国土の72%を失い、1848年ハンガリー革命や1945年のブダペスト包囲戦、1956年のハンガリー動乱など数々の歴史的な舞台の場でもあった。







 ブダ城は1241年モンゴル軍の攻撃で、木造城壁だったが石造で再建した。14世紀にゴシック様式の王宮に改造され、18世紀にかけてバロック様式への改造が行われた。19世紀半ばに発生した火災とその後の2つの世界大戦で大規模な被害を受けたが、19世紀半ばに再び修復された。
 1987年世界文化遺産に登録。城内には国立美術館、国立図書館歴史博物館などが入っている。





 ドナウ河の東岸にも小ぶりな城と城館があるが、旧ペスト領のものかわからない。下は旧要塞跡である。