都市の城壁・城郭シリーズ
世界の路面電車「線路地図」作成から派生したコンテンツ
ハウテン(オランダ)
(Wiki)
 ハウテン(houten)は、オランダ ユトレヒト州の基礎自治体で、ユトレヒトに南接する住宅都市である。ホーテンと表記されることもある。

歴史
 ローマ帝国時代の集落が発掘されており、旧市街には当時の道路のパターンが現在でも残っている。中世の暗黒時代にはこの地域の中での中心的集落が置かれていたようである。
 旧市街には1884年に建てられたカトリック教会や、1563年に建てられたプロテスタント教会がある。教会は9世紀頃に最初に建てられた模様で、現存する最古の部分は11世紀頃のものである。



 ハウテンはユトレヒトとともに、18世紀の「洪水線」の中核として、南東から圧力をかけるドイツに対して、北西のアムステルダムを守るという位置づけである。
なお洪水線のことはユトレヒトを参照されたい。



 洪水線防御の中核であるユトレヒトの、前衛的位置づけによるのか、ハウテンの城はこじんまりとしており、当時から城郭はあったのかどうかわからない。