都市の城壁・城郭シリーズ
世界の路面電車「線路地図」作成から派生したコンテンツ
トリノ(イタリア)
(Wiki)
 トリノ(Torino)は、イタリア共和国ピエモンテ州トリノ県のコムーネの一つで、ピエモンテ州の州都かつトリノ県の県庁所在地。人口902,255人
 すぐ西方にはアルプス山脈を控えていて、その東斜面に市街地が位置し、西方への道路はモンチェニージオ峠によってフランスと連絡している。また水利面ではポー河上流河畔に位置し、ミラノ付近ともカヴール運河で結ばれている。

歴史
 イタリア統一運動の際主力となったサヴォイア家は、統一イタリアの首都をトリノに定め、その周辺に様々な建築を残した。多くの建物は当時の最新技術を駆使したもので、現在でもその威容を誇る。
 トリノ市中心部のカステッロ広場に面する王宮とその庭園をはじめ、当時政治を行った建物や王家の居所、狩猟要の建物等市内外に点在する建造物を含む。



         上からトリノ王宮、王妃宮殿、カリニャーノ宮殿



 王宮(Palazzo Reale)及びその庭園は、トリノ市内中心部カステッロ広場に面し、左右対称の優美な建築物。16世紀から17世紀に建てられた。1584年から1596年にトリノ都市計画で建築を開始し、その後1658年に完成した。さらにその後一部追加され、18世紀に現在の形に完成した。裏手(北側)に広がる庭園は1697年に造ったものである。(日本語ウィキペディアの歴史項は以上のみ)



      上の写真は西側からのストリートビュー、下は東の正面



 マダマ宮殿(Palazzo Madama)は元々ローマ帝国時代の砦であった場所に、14世紀に建築がはじまり王妃の宮殿とされた。2006年のトリノオリンピックではこの建物が国際オリンピック委員会のラウンジ(オリンピック・クラブ)として使用された。

 王宮をはじめ市内外のいくつかの宮殿や城館などが、世界遺産に登録されている。