都市の城壁・城郭シリーズ
世界の路面電車「線路地図」作成から派生したコンテンツ
ストックホルム(スェーデン)
(Wiki)
 ストックホルム(Stockholm)はスウェーデンの首都で、スウェーデン最大の都市である。「水の都」、「北欧のヴェネツィア」ともいわれ、水の上に浮いているような都市。湖がバルト海に達する場所に位置し、市の中心部はストックホルム諸島を構成する島々の内14の小島を含む。市の面積の30%は運河が占め、公園や緑地帯も30%を占めている。人口は約75万人。

歴史
 13世紀の半ばにデンマーク王朝により、湖東にある小島に砦として築かれたのが最初である。砦としてだけでなく都市としての機能も形成されて行く。戦闘に備えて島を囲むように丸太の柵が巡らされていた為に、「丸太の小島」とスウェーデン語で「ストックホルム」と呼ばれるようになった。
 都市の始まりとして築かれた島は、「ガムラスタン(旧市街)」と呼ばれ、昔ながらの中世の建物が建ち並んでいる。13世紀中葉以降、バルト海沿岸のハンザ同盟都市との交易で成長。1520年、独立派の処刑を行った結果、独立運動が高揚し1523年にデンマークからスウェーデン王国として独立、
 18世紀以降は直接戦火に巻き込まれなかったため、20世紀以降は現代的な都市へと成長し古い歴史的町並みは、現代建築に建て替えられていった。







ガムラスタン(旧市街)の王宮は博物館として公開されているが、毎正午に衛兵の交代式が行われている。王家は湖西方のローベン島にある離宮、ドロットニングホルム宮殿に住居を移している。この宮殿は1686年に完成し庭園にはバロック様式が採用され、世界遺産として「北欧のヴェルサイユ宮殿」に比肩される。