都市の城壁・城郭シリーズ
世界の路面電車「線路地図」作成から派生したコンテンツ
グルノーブル(フランス)
(Wiki)
 グルノーブル (Grenoble) は、フランスの南東部に位置する都市で、イゼール県の県庁所在地である。"アルプスの首都"としてフランスで知られている都市で、パリからの所要時間は直通のTGVで約3時間である。人口は16万人。アルプス山脈の麓、イゼール川沿いに位置し、周囲を大きな岩山で囲まれている。

歴史
 現在のグルノーブルは、3世紀にケルト系の民族が居住していた時には"Cularo"という名前であった。380年にグラティアヌスがこの地を訪れた後には"Gratianopolis"という名前で知られるようになる。
 ローマ帝国の崩壊後、この都市はブルグント王国の支配下に入り、その後フランク王国のクロタール1世によって征服された。





 山々のパノラマが見渡せるバスティーユ城塞(頂上は標高476m)。 この要塞はかつて街ををサヴォイア公国の攻撃から守る為に1823年から25年かけて建造されたが、結局、襲撃されることはなかった、という。
 頂上までの球状のロープウエイは、リオデジャネイロ、ケープタウンに続く歴史を誇る、1934年に建設され高低差は300mである。