都市の城壁・城郭シリーズ
世界の路面電車「線路地図」作成から派生したコンテンツ
グルジョンツ(ポーランド)
(Wiki)
 グルジョンツ(ポーランド語: Grudziądz)はポーランドの北西に位置し、ワルシャワから北西へ200km、グダニスクから南へ100kmのヴィスワ川のほとりにある。

歴史
 定住の痕跡は10世紀まで遡り、1225年にドイツ騎士団が城を建設したが、現在は城壁の跡が残っているだけである。
 1655年にスウェーデンが占領、1659年にポーランドが奪還したが街は完全に破壊されてしまった。1772年プロイセン王国に支配下に入り、フリードリヒ2世はここに巨大な要塞を建設した。
 第一次世界大戦でポーランドに割譲されたが、第二次世界大戦でナチスドイツに占領された。1945年赤軍によって開放されたが、市街の約60%が破壊されたという。



 ドイツ騎士団が築いた城塞は外壁のみ残存というが見つけられなかった。フリードリッヒ2世の要塞は市の北方に巨大な姿をとどめている。