都市の城壁・城郭シリーズ
世界の路面電車「線路地図」作成から派生したコンテンツ
エアフルト(ドイツ)
(Wiki)
 エアフルト(Erfurt)は、ドイツ中央部の町でテューリンゲン州の州都。人口20万。

歴史
 13世紀ころには、すでにヨーロッパの交通・交易の要所として繁栄していた。それはこの土地が、長い期間にわたって文化の交差点であったことをも意味する。それを象徴する建造物がクレーマー橋である。橋上の両側に商店が建ち並ぶ構造はフィレンツェのベッキオ橋に似ている。この様式の建造物としてはヨーロッパでも数少ない文化遺産のひとつである。このようにエアフルトが文化の交差点となり得たのは、地理的な問題もあるが、青色染料の主産地だったことがひとつの要因である。青色染料は古くは金と同等の価値があると見なされており、長年にわたってこの街の富の集積におおいに貢献した。街の建築物は中世から近代にいたる各時代の荘厳な建築物が林立しており、「建築物の博物館」と評する建築家もいる。



    中央やゝ左に見事な星稜型のペーター要塞(シタデル】が見える





 ペーターシタデルは1665年に設立された要塞で、北のプロテスタント勢力の攻撃から街を保護するためのもの。第ニ次世界大戦で破壊されたが、修復が徐々に進み、1963年からは部分的に公開されている