都市の城壁・城郭シリーズ
世界の路面電車「線路地図」作成から派生したコンテンツ
アンジェ(フランス)
(Wiki)
 アンジェ(Angers)はフランス西部、メーヌ川河畔に位置する。ここの南西部で県名に使われているメーヌ川と本流ロワール川が合流する。人口は約16万人。

歴史
 アンジェには石器時代人が居住し、ローマ支配の後ノルマン人の侵攻により街は大いに苦しめられた。9世紀が始まると強大な封建君主の一族によって支配された。アンジェ地域は12世紀にイングランドを支配したプランタジネット朝(アンジュー帝国)の発祥地である。1204年、フランス王フィリップ2世に征服された後、フランス王家の傍流が封じられた。



 一見は修道院を囲む石壁に見えるアンジエ城は、1204年にフィリップ2世によって征服され、孫のルイ9世によって13世紀初頭に巨大な城が建設された。外周約600m、17もの巨大な塔で防御され、城壁が25,000 m²の土地を包囲している。