都市の城壁・城郭シリーズ
世界の路面電車「線路地図」作成から派生したコンテンツ
グムデン(オーストリア)
(Wiki)
 グムンデン( Gmunden)はオーストリアの中北部に位置する基礎自治体 。街はトラウン湖の北端に接していてトラウン川が流れ込んでいる。ザルツカンマーグート地域の重要な塩工業の中心地でもあり、グムデン陶器の産地として高名である。
 健康リゾート、夏のリゾートとして湯治施設などを有しており、世界最短といわれる全長2.3kmの路面電車が、住宅街の路地を縫うように走っている。

歴史
 街は5世紀から存在していた。1186年グムンデンは周囲を壁に囲まれた街であった。1300年まで教会は存在しなかった。1626年1人の男が反乱農民を完全に打ち負かした。グムンデンは17世紀までオーストリアに戦艦を供給していた。第一次世界大戦では市内の病院で負傷兵を助ていた。





 街の北西トスカーナ半島に先に浮かぶ小さな島に、木橋のかかる美しいオルト城がある。城の歴史は11世紀に遡り、中世には城に塩の役所を開いたが、1634年に火災で全焼し、17世紀になって昔の姿そのままに復元された。
 1698年にレオポルト1世はこの城を居城として買い取った。1915年に大公の遺産が譲渡され1995年以来400年の時を経て、再びグムンデン市の所有となる。ザルツカンマーグト地方で一番古いと城とされている。